S24お疲れ様でした。ジバケールです。
前期からずっとママンサイクルを練っていて、最終日に1桁チャレまで行ったが、その試合に負けてしまい、そこから勝ちきれずにずるずるレートを溶かしてしまい、64位着地という結果になりましたが、構築はかなり強かったので記事書こうと思います。
結果
TNジバコイル? 最終64位 レート2038
TN violet 行方不明
使用構築
今月中はレンタル出してるのでどうぞ、使うならかなりの練度が必要だと思います。
構築経緯
対面操作技を構築にたくさんいれ、安全にエースを展開する構築を目指した。
前期からママンボウを使っていると、意外と手に馴染んだため使い続けた。
ママングライという構築が存在するが、グライオンというポケモンは相手視点すごい選出圧力があるため、こちらから見えない対策を用意していることが多々ありこちらがその罠にまんまと引っ掛かりイージールーズをしやすく、また、グライオンの本質はTOD逃げ切りであるが、もしこちらが数的不利を取ると逆に相手にTOD勝ちを狙われてしまい、捲る手段が乏しいと考えた。これがママングライの衰退の原因であると考える。そのためグライ抜きのママンサイクル構築を考えた。
グライオンはお寿司のわさびのような存在であると考える。しかし、ママンボウ本体の味を楽しみたいので、サビ抜きで、
続いて採用順
1、ママンボウ
構築の核of核 相手の技を受けて、後攻クイタンをするだけの魚。
2、オオニューラ
S120という高速襷アタッカーで、猫騙しと蜻蛉返りで2回の毒手チャレンジを押し付け、毒を引いて、TOD有利の盤面を常に用意するために入れた。
3、ドラパルト
ママンボウの後攻クイタンから高速高火力アタッカーを採用しようとした。そして、その条件として、カイリューサフゴに打点があり、持久力ブリ(ママンでクイタンを押すためB+1)を1撃で落とせるポケモンを探していたらドラパルトがいたので、眼鏡ドラパルトを採用。
4、エルフーン
ここまでのポケモンだと相手の積み技による崩しがきつすぎるので、相手の積みに対応出来るポケモンを採用したいと考えた。まず候補に上がったのがヘイラッシャであり、シーズン途中までは使っていたが、結局カイリューやガブのスケショが意外と痛かったりと崩しの起点になったので、見直すことにした。過去のママンサイクルの記事を読んでいたらエルフーンを使っている人がいて確かにママンのクイタンで相手が、積みなら悪戯心アンコールで縛り、攻撃なら高火力アタッカーで縛るという2重の縛りを取ることができ、グライオンのように宿木身代わりでTODの逃げ切りを図ることが出来るエルフーンを採用。
5、ガブリアス
ママンサイクルの天敵である、イエニューラや、コノヨザル、ドラパルトの対策として、相手視点ほとんど読むことができなく、奇襲性能が高めかつ、スタンパにも選出出来るスカーフガブリアスを採用。
6、暁ガチグマ
この5体だと相手のガブリアスがきつすぎたので、当初はアーマーガアを入れていたが、それだと相手のサーフゴーのゴーストの一貫が切れてないため、スカーフシャドボ押されてるだけで試合が終わることがよくあったため、シャドボの一貫も切れて、ガブやドラパにも強い寄りの準速暁シルクガチグマを採用。
以上で構築が完成した。
コンセプト
1、アタッカーを通していく
2、敵を無理に倒そうとせずTODでの勝ちを狙う
3、相手のママン対策に屈さない
個体紹介
オオニューラ
テラスタイプ:フェアリー
性格:意地っ張り
特性:毒手
実数値:155-200(252+)-80-×-101(4)-172(252)
持ち物:気合いの襷
調整意図
ASブッパ ガチ特化
毒と格闘という範囲の縛りが強く、相手にテラスタルを強要する性能が高い。そのため、猫騙しによってテラスタルなどの様子見をしてからこちらは技を選択することが出来る。
そして、この型のオオニューラ本質は襷にあると考えており、不利な相手や相手のテラスタルによってこちらのオオニューラが不利を取ると判断した際は蜻蛉返りによるうち逃げを選択することができ、他のポケモンの蜻蛉返りと違い毒手チャレンジ付きである。
蜻蛉返りという技がすごく、例えば初手オオニューラvsカイリューという対面ができると、こちらは猫+蜻蛉返りで上から2回の毒手チャレンジを相手に押し付けることができ、硬さやテラスタルの有無などで相手の型を判別しつつ、ママンボウに繋ぐことが出来る。また、蜻蛉返りを入れることによって相手のこちらのママンボウ引きに対する鉢巻マスカなどの崩しのポケモンの釣り交換を許さない。
初手に猫をあえて押さずに蜻蛉を押すことによって相手にスカーフの認定をさせたり型の誤認も狙うことができる。
サーフゴーに対しては無力になってしまったが、それ以上に蜻蛉返りという技とオオニューラの性能、そして構築内容が噛み合っているためこちらを好んで選択し続けた。
〈逆に蜻蛉返りを押さない方がいい相手〉
vs型のわからないサーフゴー
スカーフだった時ただ襷を失うだけなので、ママンボウに素引きしましょう。
vsマスカーニャ
一見有利対面に見えるが、鉢巻トリプルアクセルで死んでしまうのでケアしてママンボウに素引きましょう。草技は絶対に飛んできません。
vsアーマーカア
ゴツメだったら泣くため素引きしましょう。
vsこっちのオオニューラよりSの速いポケモン
気づいている人もいるかと思うが、この構築のオオニューラは襷が死ぬほど大切であるため、「襷を盾に」という行動は詰めの段階で使うべきであると考えているため、初手から自分より速い相手に無理して襷を盾に蜻蛉を押すのは悪手であるため猫騙ししてから素引きしましょう。
テラスタルはスケショやドラゴンアローで襷貫通を透かすフェアリー。
テラスタイプ:鋼
性格:呑気
実数値:246(44)-95-140(220+)-60-96(244)-63
持ち物:突撃チョッキ
技構成:クイタン 熱湯 アクジェ ミラーコート
調整意図
BDに厚く&最遅
技構成に関しては、ママンボウの必須技であるクイタン。暇な時や、どうしようもない時にお祈りで打つ熱湯。アタッカーが取り残した時にスイープとして役立つアクジェ。基本的には打たないが特殊アタッカーを返り討ちに出来るミラコ。ママンボウの技構成はこの4つで完結しており、この4つ以外はあり得ないと考えてる。
選出率は99%であり、この構築の要
基本的にクイタンを押すが、vsアシレーヌに関してはSをママン抜かれにしている個体が多々いるので、クイタンでは無くミラコを一回は押すようにしていた。vs暁ガチグマもHPに余裕があれば、同じ理由でミラコを押すようにした。
テラスタルの鋼はママンボウのテラスタイプとしては珍しいた思うが、相手の暁ガチグマにあと投げした際に、ノマテラブラッドムーン+ハイパーボイスでママンボウが倒され、数的不利を取るという展開を回避するために鋼にした。きついvsシルクガチグマやエスパーテラスイエッサンに対しても、常に数的不利を取らずに戦うことができた。また、ドラゴンやフェアリーの高火力による崩しに対しても鋼の真価を発揮し、鋼タイプの耐性の良さを再確認できた。
圧倒的過労死枠
ドラパルト
テラスタイプ:ステラ
性格:臆病
実数値:163-×-95-152(252)-96(4)-195(252+)
持ち物:こだわり眼鏡
技構成:流星群 シャドボ テラバースト 蜻蛉返り
調整意図
CSブッパ&DL調整
ママンボウの後攻クイタンから環境最速の素早さで高火力を押し付け、相手のサイクルを崩していく。ステラ流星群の火力が凄まじく、H振りブリジュラスやクイタンで削れたチョッキ暁ガチグマを一撃で倒す程の火力が出る。
とにかく速いことが魅力であり、S+1のカイリューの上を取れたり(最速カイリューなんて存在しない)する。たまにスカーフサフゴも偉ぶり耐久振りをしているせいで、ドラパルトをぬけてなくて、こちらが上から叩けたりするほど速い。
僕は基本的にステラテラスというテラスタイプは好きではないが、vsカイリューにママンボウのクイタンでマルスケを剥がしてからドラパルトに繋いだ際に、相手のカイリューのテラスタイプが、ノーマルか鋼かフェアリーかの択を回避する為にステラバーストを採用した。
ママンのクイタンの際にカイリューが竜舞やスケショならステラバースト、それ以外ならステラ流星群を押すようにした。
vs巧みサーフゴーはなかなかテラスタルをきってくれないことがあり、こちらがシャドボを押すと、テラスタルを切られたりと、安定しなかった。
打ち分けしたい時がかなりあったから、珠でも良かったかも?
テラスタイプ:鋼
性格:図太い
実数値:167(252)-×133(124)-98(4)-110(116)-138(12)
持ち物:食べ残し
技構成:ムンフォ 宿木の種 アンコール 身代わり
調整意図
詳しいのは忘れた、確か誰かのエルフーンの記事の調整をパクった
技構成は攻撃技のムンフォ、有利対面で圧をかけつつ回復もでき、こちらのポケモンのHP管理がしやすい宿木の種、積みやギミック、詰めの段階で役にたつアンコール、宿木と相性が良く、様子見としても使える身代わり。
普通のエルフーンだか、原点にして最強。こちらのサイクルを積み技で崩そうとしている相手には悪戯心による先制アンコールで縛ることができ、何よりカイリューガブリアスに強いのが偉い。
エレクトロビームブリに対しても、ママンがエレビ喰らう→後攻クイタン→エルフーンでアンコール→エルフーンの身代わりで嵌めることが可能
テラスタイプはブリジュラスの鋼技や、暁ガチグマにちょっと抗う為の鋼。
サフゴには何もできない為、サフゴ入りには出せないが、選出した際は無類の強さを発揮した。選出するとほとんどTODになる。
テラスタイプ:フェアリー
性格:意地っ張り
実数値:187-200(252+)-116(4)-×105-154(252)
持ち物:こだわりスカーフ
調整意図
ASブッパ
イエニューラ対策兵器。当初はイエッサンを悪テラスや悪タイプのポケモンで対策しようとしていたが、裏に控えているオオニューラに上から縛られるだけなので、悪テラスや悪タイプでの対策は効果的ではないと考えた。そして、イエッサンの攻撃を受けるのでは無く、上から倒そうとという結論に至った。現在環境に存在するイエッサンはスカーフを持っていることが多い為、スカーフイエッサンより早く、オオニューラに強い(サイコシードを考える為できれば物理がいい)ポケモンを探したら、スカーフガブリアスしかいなかった。スカーフガブを入れてからのイエッサン入りに対する勝率は100%に近くまで上がった(最終日あたりはイエッサンなんていなかった😭)
ガブリアスに対して、エスパーテラスワイドフォースをしてくるイエッサン使いが何人かいたが、こちらは上から地震押してるだけで試合が終わるほど、初見殺し性能が高かった。
ただ、このガブリアスは他の一発芸ポケモンとは異なり、スタン系の構築にも普通に選出することができ、相手のマスカーニャの上から逆鱗を打ったり、おそらくスカーフであろうサーフゴーをさらにその上から縛ったりすることが出来るなど、腐っても600族であることを再認識させてくれた。
この構築の地雷枠①
ガチグマ
テラスタイプ:ノーマル
性格:控えめ
実数値:189(4)-×-140-205(252+)-85-104(252)
持ち物:シルクのスカーフ
技構成:ブラッドムーン ハイパーボイス 真空波 月の光
調整意図
CSブッパ
技構成はブラムとハイパーボイスは確定で、TODになる際にHP管理ができると試合展開が組み立てやすいと考えたので月の光。サーフゴーやブリジュラスに対して、先制で打点を取れる真空波。
大地が欲しい場面が数回あったが、それ以上にこの技構成が優先される場合の方が多いので致し方なし。
耐久を全て捨てて、火力と素早さに全てを割いたガチやばいクマ。
構築段階できついガブリアスとドラパルト対策で入れた枠あり、当初は耐久にも振っていたが、相手のガチグマやラウドボーン、ドドゲザンあたりの素早さ関係が絶妙であった為、思い切って準速まで素早さを振った。ガチグマやラウドボーンはここまで素早さに割いてる個体はいないと考え、こちらが抜いてる前提で立ち回った。(最終日2回ガチグマミラーで上を取られてこちらのガチグマが吹き飛んだ時は泣いた)
ここまで素早さを振ると、たまに遅いカイリューの上から動けたりする。
火力面が凄まじく、チョッキ暁ガチグマに対してもノマテラシルクブラムで高確率でワンパンすることが出来るほどの火力があり、この対面が出来ると積極的にテラスを切るようにした。アマガでも受けることが難しいのはやばい。とにかく火力がやばい、、
相手の構築にガブリアスやドラパルトがいたら、初手に来ることが多かったので、初手にガチグマを合わせにいくことが多かった。
この構築の地雷枠②
選出
これがすごく難しく、基本選出というものはなく、相手の構築によって適宜合わせていくって感じ。(ママンボウはよっぽどの理由がない限り出すかな、)
僕が選出の際意識していたのは、相手のサフゴとカイリューをどのようにして縛り、好き放題されないかを常に意識していた。
重いポケモン
単体で重いポケモンはいなかったので、きつかった並びを載せておきます。
マスカーニャ+スカーフサフゴ
どうしても、ママンをクッションにする為、叩きがママンに入ってしまい、チョッキを失った状態で、サフゴの相手をしないといけないことがあり、数的不利を取ってしまう可能性が高まる。
こだわりトリック+チョッキ暁ガチグマ
さっきと同様チョッキを失った状態での特殊なゴリ押しは単にきついです。ママンボウはチョッキ頼りの低種族値ポケモンなので。
最後に
今シーズンは前期から温めていた構築を使い、構築に自信があり、おそらく最終1桁チャレまで行ったが、その試合に負けてしまい、そこから勝ち切ることが出来ずに、ずるずるとレートを溶かしてしまい最終64位という結果になってしまった。でも1桁チャレまで行ったということを素直に喜び、これからももっと強くなる為に精進していきたい。
ここまで読んで頂きありがとうございます。レンタル出してるのでご自由にお使いください。質問などが有れば遠慮なく、Twitterまでどうぞ。
ではまた〜〜